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ユーザのホーム・ディレクトリの文書をApacheで送信させる

Xampp for Linux では、HTML文書を、/opt/lampp/htdocs/foo 以下に置くとブラウザで http://localhost/foo で表示させることができる。

しかし、文書の保存にいちいち sudo で root 権限になって書き込まなければならないので面倒だ。ユーザのホームディレクトリの ./public_html/ の文書が表示できたら便利だ。そのためには、/opt/lampp/etc/httpd.conf を設定して、http://localhost/~username にブラウザがアクセスできるようにしなければならない。

httpd.conf を設定すると言っても、public_html/ のHTML文書を表示させるだけなら、

cd /opt/lampp/etc
sudo gedit httpd.conf

で httpd.conf を開いて、

# User home directories
Include etc/extra/httpd-userdir.conf

のように、# User home directories の部分の include ... の冒頭のコメントを外すだけだ。

gedit で httpd.conf の編集をしたあと

sudo /opt/lampp/lampp restart

で、Xampp を再起動させる。

cd /home/username (または、単に cd) でホームディレクトリに移動して、

mkdir public_html
cd public_html

で public_html ディレクトリに移動してエディタでHTML文書を作成すると、ブラウザから http://localhost/~username で文書を表示させることができる。パネルの「場所」-「ホーム・フォルダ」でファイル・ブラウザを開いてGUIで作業してもよい。

このままでは、CGIが使えないが、/opt/lamppp/etc/extra/http-userdir.conf を設定すれば使えるようになる。設定しなくてもPHPは使えるようなのであまり不便はないかもしれない。

ubuntu 関連の記事はこれでおしまい。一応、C言語、Ruby、Perl、Scheme、PHP、Apache、MySQL、Xampp が使えるようになったのでプログラミングの勉強には不自由しないだろう。Ajaxもすぐに実験できる。Java、Railsについては管理人はあまり詳しくない。ubuntu を使ってみて感じるのは、CUI と GUI の連携がスムーズにできるということだ。Linux だから当然なのかもしれないが操作していてストレスが少ない。また、ubuntu の日本語の使い勝手はほとんどWindowsと変わらないような気がする。ubuntu 専用のノートパソコンが欲しくなってきた。危ない、危ない。
by tnomura9 | 2008-06-04 06:55 | ubuntu | Comments(0)
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