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デジタル速記術

電子カルテはタブレットコンピュータで、片手で操作したほうが絶対にいい。しかし、片手だと問題になることがある。

それは、文字の入力が大変になることだ。手書き文字認識は動作が遅いし、手書き文字を図形のままで保存してもいいが、それでは検索ができない。どうすればよいのだろうか。

文字を早く書く方法には古くから速記がある。しかし、速記の場合の難点は読みかえすのが非常に難しいということだ。しかし、いい方法がある。手書き文字のエリアに速記文字で入力してそれをひらがなでコンピュータに取り込むようにすれば良いのだ。

これは、いいアイディアだ。入力が片手でできるし、両手のタイピングのスピードにも劣らない。ところが、もう一つ問題があるのだ。

それは、速記の文字を覚えるのが難しいということだ。それにもうひとつ、次のような早稲田式の速記記号はコンピュータの手書き認識では誤読がおきやすそうなのだ。

したがって、人間が覚えやすく、コンピュータも認識しやすい速記記号が欲しいところだ。

そこで考えてみたのが次の記号だ。

デジタル速記術_d0038298_1953933.jpg


何のことはない、ローマ字入力に使うアルファベットの一部を抜き出しただけのものだ。子音と母音をハングル文字のように組み合わせて使うとひらがなを表現できる。コンピュータに入力するときは子音の偏の入力部分と、母音のつくりの入力部分をわけて入力すれば誤認識が少ないだろう。この記号を使って、「おかあさん、げんき」と入力すると次の図のようになる。

デジタル速記術_d0038298_19533942.jpg


この方法のいいところはアルファベットの一部を使っているので非常に覚えやすいということだ。

この記号法はフリーウェアにするので、だれか入力プログラムを作ってください。お願いです。
by tnomura9 | 2007-12-03 19:54 | 電子カルテ | Comments(0)
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