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新型コロナ感染症の死亡者数がなぜ日本では低いのか。

イタリアを始めとするヨーロッパに比べ、日本のコロナ感染症による死亡数は圧倒的に少ない。これは何を意味しているのだろうか。

それは、コロナ感染症による死亡者数の年齢別分布をみると分かる。80歳以上の感染者の死亡率が異常に高いのだ。

それが日本では低いというとは、日本では80歳以上の人口が老人介護施設に入居している率がこれらの国に比べ高いということではないだろうか。そうして、コロナの以前に流行していたインフルエンザに対し、施設では入居者への面会を制限したり、職員の健康管理をやっていたために、それらの対策がコロナ感染に際しても自然に継続され、80歳以上の高齢者への感染が防がれているのではないかと思う。

コロナ感染による死亡者増を防ぎ、医療崩壊を防ぐためには、これらの高齢者施設の感染防止を行政が重点的にバックアップする必要があるのではないか。これだけ死亡率への高齢者の寄与率が大きいことが分かっているのだから、むやみに地域全体を隔離するより、高齢者の効率的な隔離と感染防止対策に力を注ぐべきだと思う。

また、学校が再開したが、学校が再開すれば子供の間に感染が起きるのは必須だ。なぜならば、学校は高齢者施設と異なり、感染症対策に対し経験がなく、うまく扱えない可能性があるからだ。学校を再開する限りは、学校の職員に対する保健指導と、専門家による感染状況のモニターを徹底する必要があるのではないだろうか。

子供が感染しても重症化しないのは良いことだが、感染した子供は必ず家庭で家族の殆どに感染させるのは明らかだ。それは、インフルエンザの場合をみても明らかだ。インフルエンザの流行は学校から始まるからだ。したがって、子供が感染しても家族が一斉に感染するのを防ぐ必要がある。特に、高齢者が同居している家庭の場合は家族内感染のコントロールの重要度が違う。このような場合は高齢者の家族を退避させる何らかの対策が必要だ。

若年者でも重症化する場合はあるが、高齢者の比ではないとすれば、やるべきことは明らかだ。感染抑制は高齢者に特化して行うべきなのだ。

by tnomura9 | 2020-03-24 22:06 | Comments(0)
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