本を読む時間

思うことがあって、今まで買い込んだ新書本や、文庫本や、ハウツー本を読んでは捨て、読んでは捨てしている。

一度は面白いと思って買って読んだ本なのだけれど、それから一回も読み返されずに本棚に眠っていた。

本を読み返すのにも時間は費やされるのだ。

何回も読み返すと思う古典などは捨てずに残しているが、それすらも、自分が死んだときには、古本屋に売られるか、ごみとして捨てられるのだろう。

昔なら、親から子へ、親方から弟子へと知識の伝承が行われただろうが、
現代は、親と子が職業が違うことが多く、自分の体験は自分の死と共に消滅してしまう。

辛い思いをしながら獲得してきた知識や知恵が自分と一緒に霧散してしまうと思うのは悲しいが、考えても仕方の無いことだ。それだけ、今という時間が大切なものなのかもしれない。

自分が学習するのは、未来のために知識を蓄えるのではなく、今という時間を充実するための労力であると肝に銘じておこう。
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by tnomura9 | 2005-10-16 10:01 | 考えるということ | Comments(0)
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