Windows のコマンドプロンプトに変わる新しいシェル PowerShell というのがあるのを知った。Windows 7 には標準でついている。
Uniix のパイプラインのデータフォーマットであるキャラクターストリームの代わりに、オブジェクトをパイプに流し込めると聞いて興味が湧いて調べてみた。Unixのシェルと操作感はかわりないが、.Net のオブジェクトを利用することができる。 パイプラインにオブジェクトを流し込めるというのは、将来的には、モジュール化したプログラムをつなぎあわせて高度の処理を迅速に行うことができるようになる可能性が考えられる。Unix のコマンドをパイプラインでつなぎあわせて使うのと次元の違う使い方ができるようになるかもしれない。 例えば、グラフ作成モジュールがあって、表計算のデータも、ワープロのデータも全てそのモジュールで処理できるようにすれば、表計算やワープロの重さを劇的に改善して操作性を上げることができるようになるだろう。 シェルとしての使い方の解説は、マイクロソフトのページWindows PowerShell でのスクリプティングに揃っている。 スクリプトとしての概要についてはPowerShell基礎文法最速マスターが便利だ。細工をすれば、ユーザ定義のクラスも作れるようだ。 書籍は『Windows PowerShell ポケットリファレンス』牟田口大介著が一押し。 使ってみた印象はなかなかいい。.NET に統合されているのも便利だ。Windowsマシンが、.NET を中心として、アマチュアプログラマにもプログラムできる魅力的な製品になってきた。.NET 関連の学習専用にノートパソコンが欲しくなってきた。
by tnomura9
| 2011-01-22 12:52
| C#
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