一口に思考力と言ってもいろいろなタイプがある。
雑多な事実の中から物事の本質を直感的につかむ直観力、将棋のように条件がはっきりしていても変化の可能性が多くすべてを把握するのは不可能な状態から最適な方法を探すパズル的な能力、犯罪捜査のようにわずかな証拠をもとに真犯人を追いつめる推理力、相手の表情や行動からその考えを推測する観察力等々。 これらは全て脳の中で行われるので、本質的には原理は一つなのかもしれないが、やはり、対象によってそれにふさわしいタイプの思考力を使わなければ効果はないだろう。しかし、そうであるとすると、これらのタイプの異なる思考力の間のどこに違いがあるのか、どこに共通点があるのかという疑問が湧いてくる。 客観的に思考力のタイプ分けをする方法は今のところないようだ。ただ、問題を解決するときにその問題の解決法にどのようなタイプの思考力が必要かを意識しておくことは意味のあることだ。
by tnomura9
| 2009-06-23 07:11
| 考えるということ
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