「ほっ」と。キャンペーン

前に、狐にだまされて田んぼに埋まっていた親父さんの話をしたが、実際に狐に化かされた人の現場を目撃した人がいる。それは、管理人の実家の近所のおばあさんで次のような話をしてくれた。

おばあさんがまだずっと若かった頃、ご主人と宴会に招かれたことがあった。二人は山道を4kmほど離れた知人の家に歩いて出かけた。宴会が終わり、いささか酔ったご主人と山道を歩いて帰っていたら、ご主人が突然だれかとしゃべりだした。気味が悪いのでご主人の袖を引いたが、一向気にかけてくれない。そのうち、ご主人は、「よいしょ、よいしょ」と言いながら、相撲をとる格好をし始めた。しばらく、そうやって相撲をとっていたが、やがて、相撲をやめて、大きな声で「さようなら、さようなら」と手を振り始めた。

正気に戻ったご主人に何があったのかと聞くと、「若い女の人が現れて、一緒に相撲をとってくれと言った」という。その後、二人は何事もなく家に帰り着いた。

一種の幻覚状態と思われるが、何も刺激のない、暗い夜道が幻覚を誘発させたのかもしれない。狐や狸に化かされた話のある土地は多いが、いずれも、鉄道が通るとその話が無くなってしまう。夜更けに、暗い道をてくてく歩くというのが狐や狸に化かされる現象を引き起こしていたのだろうか。

それにしても、若い女の人が相撲をとってくれるのであれば、管理人も狐に化かされてみたい。
[PR]
by tnomura9 | 2005-06-14 07:36 | 話のネタ | Comments(0)
<< 岩手県消費者信用生活協同組合 山童(やまわろ) >>