RoR 2.x の scaffold 入門を探したら、『Ruby on Rails 2.0 の scaffold - 麦酒堂』が見つかった。
ユーザー管理のアプリケーションを作るのに、入力したのはたったこれだけだった。 $ rails demo $ cd demo $ ruby script/generate scaffold user name:string password:string email:string is_admin:boolean $ rake db:migrate $ ruby script/server FireFox で http://localhost:3000/users にアクセスしたら、ユーザ管理アプリケーションが立ち上がって、データの入力、更新、削除ができる。SQlite3になったおかげで、create database の操作もいらなくなっていた。 一応の動作ができるアプリケーションがあるのは心強い。あとは、ぼちぼち勉強しながら機能の追加やルックアンドフィールの開発をやっていけるような気がする。どういうふうに動いているのかがなかなか分からなくって、とっつきがたかった Ruby on Rails だが、これなら、個人的なアプリケーションの開発にも使えるなという感じがしてきた。 個人的な用途に Rails を使う意味は、データベースのフロントエンドが簡単にできるということだ。たとえば、簡単なメモ帳のアプリを作ってみたい。タイトル、本文、数個のキーワードなどを持ち、日付や時刻は自動入力できるものだ。検索もできるようにしたい。また、SQlite3でデータベースを作ればデータを簡単に持ち運んだり、バックアップをとったりできる。 実際、簡単なメモ帳なら $ rails memodb $ cd memodb $ ruby script/generate scaffold memo title:string memo:text $ rake db:migrate $ ruby script/server で動いてしまう。FireFox で http://localhost:3000/memos とアクセスすると簡単なメモをとることができる。ブックマークツールバーに登録しておけば、ウェブを見ながら、気になる情報のメモをワンクリックで記録できる。 凝った商用プログラムなどを開発する機会はないが。上のようなちょっとした用途のソフトが欲しいことはよくある。プロのプログラマでなくても RoR を学ぶ意義は十分にある。
by tnomura9
| 2008-10-13 09:40
| Ruby
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