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Ruby on Rails の README

SQlite3 の概要もだんだん分かってきたので、このまえインストールした Rails 2.1.1 を MySQL, Webrick ではなく、デフォールトの、SQlite3, Mongrel で使ってみることにした。

OS は ubuntu を使った。SQlite3 のインストールは、sudo gem install sqlite3-ruby で、Mongrel のインストールは、sudo gem install mongrel で行った。

まずお約束どおり、rails hello としてアプリケーションを作成し、cd hello したあと、Firefox でhttp://localhost:3000 にアクセスしてホームページが無事表示されるのを確認した。

それから、hello ディレクトリの中を除いていたら、README に目が止まったので読んでみたら、内容は次のようだった。

最初の Welcom to Rails では、Railsの概要について述べてあった。

次の Getting Started には、rails myapp でアプリケーションを作ってから、ブラウザで Welcome abord: ... が表示されるまでの手順が書いてあった。

Webservers では、ruby script/server で、Mongrel -> lighttpd -> WEBrick の順にサーバーを探して起動することがかいてあった。

Apache .htaccess example ではApacheの設定法。

Debugging Rails では、デバッグのために tail -f log/development.log のように、log ディレクトリのログファイルを見る方法を説明。

Debugger では、Mongrel をデバッグモードで使う方法。

Console では model をコンソールで扱う方法。server/console と入力すると >> のコマンドプロンプトが現れるが、irb のような動作をするようだ。次がその例。
$ script/console
Loading development environment (Rails 2.1.1)
>> a = 'hello'
=> "hello"
>> a
=> "hello"
>> exit

dbconsole では、script/dbconsole でデータベースのコンソールが起動するということだったが、次の例で分かるように、sqlite3 が起動していた。
SQLite version 3.4.2
Enter ".help" for instructions
sqlite>

最後の Description of Contents では、アプリケーションないのディレクトリの内容の簡単な解説がしてあった。

app アプリケーションの全てのスクリプトを納める。
app/controllers コントローラのスクリプトを納める。
app/models モデルのスクリプトを納める。
app/views ビューのスクリプトを納める。
app/views/layouts ビューで使うレイアウトを納める。
app/helpers ビューのヘルパープログラムを納める。
config 設定ファイルを納める。
db データベースのスキーマを納める。db/migrate マイグレート関係
doc アプリケーション使用のための文書を納める。
lib アプリケーションに使うライブラリを納める。
public HTML文書やスタイルシートを納める。
script アプリケーションを作ったり操作したりを自動化するスクリプトを納める。
vendor アプリケーションで使う外部のプラグインなどを納める。

これを見るとチュートリアルには書いていない、Mongrelをデバッグモードで使う方法や、ログファイルの読み方や、対話型のRubyコンソールや、DBのコンソールなどが使えることなどがわかる。
by tnomura9 | 2008-10-13 01:45 | Ruby | Comments(0)
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