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発想の転換

管理人が学習法に興味を持つようになったのは、高校生の時数学が全くできなかったからだ。

それ以来、記憶術や速読法や思考法の本をあさるようになったが、あまり、頭がよくなったような気がしない。

今頃になって気がついたのだが、努力の方向性が間違っていたのではないだろうか。記憶力の悪い頭を良くしようとか、数学の問題を一目見ただけで解けるようにしようとか、英語をぺらぺらになろうとか、努力の方向に無理があったのではないだろうか。

むしろ、記憶力の悪い頭でも、約束を忘れないようにするにはどうするかとか、数学の問題がすぐには解けなくても、自分の仕事に必要な部分をマスターするためにはどうするかとか、英会話はできなくても、英語のホームページを読んで情報を得ることができるようにするにはどうするかとか。頭の性能をあげるのではなく、頭の性能はそのままでも目的を達成するにはどうするかという発想が大事だったのではないだろうか。

具体的にどうすればいいのかと言うのは、今のところ思いつかない。しかし、個々の要素的な能力は今になっては伸びる可能性はないのだから、それはそのままで、それらを組み合わせることによって目的を達成するようにすることを考えたほうがいいのだろう。

性能の悪い頭のままで目的を達成するにはどうしたらよいかということだ。
by tnomura9 | 2008-08-06 07:34 | 考えるということ | Comments(0)
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