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情報の管理

情報の管理については、整理をしたほうがいいという意見と、整理に時間をとられてはいけないという対立する意見がある。

どちらの意見ももっともに思えるので、数日真似をしてみるが結局うやむやになってしまうことが多い。どちらの方法も利点と欠点があり、いちど使い始めたらやめられないというほどの効果がないからだろう。

情報管理には次のようなポイントがある。

1. 情報を保存するための手間の問題
2. 情報を管理するための手間の問題
3. 情報を検索するための手間の問題
4. 情報を保管する場所の問題
5. 情報の可搬性の問題

これらは全て時間というコストがかかる。コストと効果を最適化するためにこれらのどれを重視するかで、情報を管理するためのスタイルが決まってくる。

Googleは情報の保存を機械にやらせることでこれを自動化し、一方、Wikipediaは利用者が自ら情報の保存を買って出るということで人海戦術をとることができている。Yahooはリンクだけだったが、Wikipediaは記事その物を閲覧できるのが便利だ。これらのおかげで一般的な知識ならこれらの問題に費やす時間が激減している。住所からGoogleマップを使って地図を確認してみることなど日常にやっている。

ただ専門的な話や一般的でない情報になると悩むことが多い。参考書のノートはとるべきなのか線引きで済ませるのか、ノートはどのメディアにとるべきなのか、紙か、電子媒体か、ネット上か、それらの保管と管理はどうするのか、等々。

情報処理の方法について悩むのも楽しみのひとつだ。

日頃仕事に使う情報をウェブで確認することが多いが、何回もアクセスする情報はプリントアウトしてフラットファイルに閉じることにしてみた。結構便利。
by tnomura9 | 2008-08-05 08:22 | 考えるということ | Comments(0)
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