先日ショッピングに出かけたとき、ニンテンドーDSが目に止まった。次男が『英語漬け』を持っていたのを思い出して衝動買いをした。
やってみるとこれが面白い。発音される英文をひたすらペンで書き写していくだけなのだが、文字認識の良さもあって飽きがこない。1回の問題数が5問というのもちょうど良い量だ。 しかし、練習問題だけでも、0から6レベルまであり、各レベルが3段階にわかれている。各段階の問題数が80問なので、総計1680問をクリアしなければならない。一日40問やったとしても約3ヶ月はかかる計算だ。 これで、40年以上も英語を勉強しているのに、いまだに映画の聞き取りもできないわけが分かった。英語に触れる量が結局少なすぎたのだ。バイリンガルの若い人が不自由なく英語を使っているのを見てうらやましく思っていたが、何のことはない、管理人の40年より彼らが英語を使っていた時間のほうが長かったのだ。 自分の仕事がそう一生懸命勉強したわけでもないのに一通りはできるようになっているのも同じような理屈だろう。人間の技術力なんて結局のところその仕事に従事した期間に依存するのかもしれない。管理人も使える時間があまりなくなってきているので、何に時間を使うのかよく考えなければいけない。 「少年老い易く、学成り難し」というのは手遅れになった人間が実感する言葉なのだろうか。子供たちに今の気持ちを伝えようとしても、もうひとつよい反応がない。彼らが自分の年になったら、オヤジが何か言ってたなくらいは思い出すかもしれない。
by tnomura9
| 2008-07-27 22:00
| 考えるということ
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