BasKet ノートパッドは何でもありのスクラップブックだ。
1.インストール 「アプリケーション」-「追加と削除...」でインストールできるが、標準ではリストに表示されないので、表示ドロップダウンリストから「全ての利用可能なアプリケーション」を選ぶ。検索フィールドに「BasKet」と入力して検索すると、「BasKet ノートパッド」が表示されるので、チェックボックスをクリックしてインストール指定して、「適用」ボタンをクリックする。 2.起動 「アプリケーション」-「アクセサリ」-「Basket ノートパッド」を選択する。アプリのウィンドウが表示されたら慣れないうちは「ウィンドウを最大化」しておいたほうがよい。 表示されている説明は無視して、サイドバーの「General」をクリックする。次に「バスケット」-「Preferences...」を選択して、「表示」のラジオボタンの「自由」をクリックして自由にレイアウトできるようにしておく。 後は、右側のフリースペースをクリックすると文字列入力用のウィンドウが開くので、自由に文を書き込んでいく。文字列ウィンドウの右端のコントロールをドラッグアンドドロップすれば、ウィンドウの位置を変えることができる。コントロールと文字領域の間の矢印をクリックすると文字列にタグをつけることができる。例えば、ToDoタグをつけるとチェックボックスが現れ、クリックするとチェックがはいり、文字列にも横線が引かれる。これだけでも、簡単なKJ法やToDoリストなら実現することができる。 フリースペースを右クリックするとメニューが現れるので、「ファイルから読み込む」メニューを選択すると、画像ファイルや、HTMLファイルや、テキストファイルからファイルを読み込むことができる。 同じく右クリックの「ランチャー」メニューを選択するとアプリケーションを登録できる。アプリケーションを登録した後それをクリックしたらアプリケーションが起動してしまう。簡単なランチャーがすぐに作れてしまう。 出来上がったスクラップブックは、BasKet ツリーに自動的に登録されるが、「バスケット」-「エクスポート」メニューでHTML文書として保存することができる。 3.まとめ この他にもいろいろな機能が満載だが、多すぎてここで述べることができない。とにかく、いろいろな種類の情報をひとつに集めてスクラップブックを作るつもりなら一押しのアプリケーションだ。 Ubuntu (Gnome) には知らないうちにたくさんの便利な道具が装備されてきている。この道具を使いたいのでLinuxの動くノートパソコンが欲しいと言う人が出てきてもよさそうな感じだ。Linux のデスクトップというと、以前はマニアのおもちゃとしての印象が強く、機能も Windows には到底及ばなかったが、今度 Ubuntu を使ってみて、どうも違うなという感じが強くなってきた。
by tnomura9
| 2008-06-20 00:24
| ubuntu
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