何かまとまった知識を勉強している場合、自分がどのくらいよく理解しているのかがわからないことがある。そのようなときに、自分の理解度をチェックするポイントを4つほど挙げてみた。
1.その知識全体について一言で言い表すことができるか。 一体その知識が何を対象にしているのか、何を目的としているのか、どの程度深く考察しているのか、どう活用できるのか、その知識の外的な性質を一言で言い表すことができるかどうかを自分に問う。 2.全体像が見えるか その知識の内部の大まかな構造を説明することができるか。 3.用語や概念の関連性がわかっているか。 用語や概念が単独で存在することはなく、周辺の用語との関連で意味が決まってくることが多い。その関連性や論理的構造を説明できるかどうか。 4.必要なデータを取得することのできる場所を特定できるか。 知識を習得する本来の目的は、必要なデータを取得するということだ。細かい数値などは覚えていなくてもよいが、参考書のどこをみればよいか、どういうサイトにアクセスすればよいのかを特定することができることが大切。言い換えるとデータの位置情報をつかんでいるか。 これらの4点について検討していると、自分の理解度がどのくらいなのかが自然に見えてくる。
by tnomura9
| 2008-06-17 12:46
| 考えるということ
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