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dynabook をデュアルブートマシンに

dynabook の Windows が不安定になったので再インストールした。ついでに ubuntu もインストールしてみたいという誘惑に負けてついにデュアルブートマシンにしてしまった。

以前の面倒なインストール操作を思い出して気が重くなりながら挑戦したが、拍子抜けするくらいに簡単だった。Windows をインストールしたマシンの CDROM ドライバに ubuntu のインストールCDを入れて CDROM 起動するだけ。後はインストールアイコンをダブルクリックしたら、指示にしたがっていくだけだった。Windows を載せたままディスクのパーティションの変更をするのに、マウスでスライダーを動かすだけなのにはビックリさせられた。90Gのうち50GをWindowsに、40Gを ubuntu に割り当てることにした。

インストール後再起動して、システムディスクのプロパティを見たら、33.7Gバイトが残っていた。システムで使う容量は6.3Gバイトのようだ。

Windowsのパーティションをマウントしようとするとフリーズしたりなど、まだ、不安定なところもあるが、普通に使う分には安定して動作している。管理人は日頃ウェブブラウザくらいしか使わないのでWindowsを使っている時とあまり操作性は変わらないように思える。こうやって、ふつうに日本語でブログに投稿できるのが何ともうれしい。それに無線LANが使えるのが、管理人の経験したLinuxディストリビューションにはなかった体験だ。

それだけなら別にWindousでも構わないのだけれど、Linux はプログラムできるのだ。もちろん、WindowsにもXamppやRubyをインストールすることができるが、それらを関連させて使うのができなくはないがかなり面倒になってくる。ところが、Linuxの場合は、例えば、Rubyで小さなプログラム minirb を書いたとする。すると、それを chmod +x minirb として実行可能ファイルにして、さらに sudo cp minirb /usr/local/bin/minirb としてやるとそれだけで minirb を新しいコマンドとして使うことができる。さらに、そのコマンドをフィルタにしておけば、パイプラインを使って他のコマンドと連携させることもできる。カスタマイズがとても楽なのだ。

いろいろな機能をもった単体のプログラムを作り上げるには、かなりの力業がいる。しかし、小さい単機能のプログラムをちょこちょこと作って組み合わせて使えば、やりたいことがそう頑張らなくてもできてしまう。この感覚がたまらないのだ。

ubuntu は管理人が長らく待っていた、Windowsの使い勝手でプログラムがサクサク作れる夢のマシンなのだ。
by tnomura9 | 2008-06-06 19:11 | ubuntu | Comments(0)
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