参考書を読むときに、段落単位で、この著者の意図は何なのだろうかと考えながら読むのはいい方法だ。
「著者は、何を伝えたいのだろうか?」、「何を重要で何を補助的なことだと考えているのだろうか?」、「問題に対して肯定的に考えているのだろうか、それとも、否定的に考えているのだろうか?」、「問題を分類しているのだろうか、それとも原因結果の連鎖を述べているのだろうか?」、「何を根拠として考えているのだろうか、あるいは、何を根拠にはならないと考えているのだろうか?」、「何を推奨しているのだろうか、あるいは、否定しているのだろうか?」などと、あらかじめいくつかの疑問を持ってから読むと、著者の意図したものに考えが届きやすい。 質問はいろいろあるだろうが、ポイントが2,3ある。つぎにあげるようなポイントを押さえた質問を考えておくと読解が楽になる。
著者は何について語っているのか、主題について肯定的なのか否定的なのか、何が中心的なアイディアで何が派生的なものだと考えているのだろうか、その主題について分類を主とした分析をしているのだろうか(並列的記述)、因果関係の連鎖を分析しているのだろうか(直列的記述)と、最低これくらいは最初に考えて読むと読解が楽になる。
by tnomura9
| 2007-03-24 07:43
| 考えるということ
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