分厚い参考書を読みこなさなければならない事情から、すばやく理解するためのコツについて思いついたことを書いてきた。そうして、あれこれ考えているうちにそれは連想力であることに気がついた。
ノートをとるよりも、参考書のキーワードを眺めて連想を作ったほうが楽だし速い。その際、連想元のキーワードと、そのキーワードと連想先のキーワードの間の関係の組を作って、連想先のキーワードと関連付けることがコツだ。関数風に書くと、 連想先のキーワード = f(連想元のキーワード, キーワード間の関係) となる。要するに連想を形成するときに、その連想の方向性も含めておくということだ。想起するときもキーワードと連想の方向性の組から連想先のキーワードを思い出すようにする。 以前に書いた「オプソニン」の例では、[オプソニン, 概念] の組に「細菌と白血球の間の糊」が対応し、[オプソニン, 物質] の組に「抗体、補体、コレクチン」が対応する。想起するときも[オプソニン, 概念]のような組に対応するキーワードを探すのだ。 連想元のキーワードと、関係の組をつくり、連想先のキーワードと関係付けるというちょっとした工夫で、想起が随分楽になる。
by tnomura9
| 2007-03-19 18:35
| 考えるということ
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