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Dvorak 中毒

Dvorak 配列をマスターしたいためだけにブログの記事を探しているという異常事態になった。それというのも Windows パソコンのキーボードを簡単に Dvorak 配列に変えるアプリを見つけたからだ。

このアプリ DvorakJ を使えばキーボードを簡単に Dvorak 配列に変えることができるし、その逆も簡単だ。つまり、Mac についても、Windows についても、Dvorak 配列を使わない理由が全くなくなった。あとはタイピングの訓練をして Qwerty 配列での入力の時のスピードに近づければいいだけなのだ。

既に Qwerty 配列で不自由を感じないで入力できるようになっているのにもかかわらず、どうしてまたわざわざ Dvorak 配列でのタイピングの練習をしようとしているのだろうか。

それはある程度 Dvorak 配列のタイピングができるようになると分かる。ポツン、ポツンと入力できる程度の習熟度でも入力の時の指の移動の距離が圧倒的に小さいのを感じ取ることができる。母音が全てホームポジションにあるせいか、ほとんどの作業がホームポジションで行われているかのような感覚さえ感じる。今こそ入力速度は酷く遅いが、慣れてきたらもう Qwerty 配列には戻れないだろう。

Qwerty 配列が主流なのは、皆が最初に習ったのがこの配列だったからだ。また、Qwerty 配列でのブラインドタッチに習熟するようになるまでの手間を思ったら、新しいキーボード配列に挑戦する気はおこらないだろう。しかし、キーボードはこの先ずっと使い続けるのだ。これからずっと入力の労力が減るのであれば、ここらで少し時間と労力の投資をしても良いのではないだろうか。

追記

先ほど Qwerty キーボードで入力してみたが、圧倒的に速い。Dvorak 入力の練習を始めて4日にしかならないのだから当然なのだが。また、プログラムをエディタで書くときは、コマンドのキーバインディングがばらばらになるので使えなくなる。

しかし、大半の操作がホームポジションでできるという特徴には捨てがたいものがある。おそらく文章を入力する時に活用することになるだろう。

追記その2

結局のところ大多数の人たちが使っているものを使うのが一番無難だろう。デファクトスタンダードだ。また、Qwerty の技能と Dvorak の技能が干渉しあわないかどうかも心配だが、それはないようだ。したがって、Dvorak 配列を利用するにしても、すぐにデフォールトの Qwerty 配列に戻せるようにしておいたほうがいい。結局は好みの問題なってしまうが、しかし、Dvorak の練習は楽しい。

追記その3

Dvorak key board training



by tnomura9 | 2016-11-06 16:23 | 考えるということ | Comments(0)
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