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学習法のまとめ

『ドラゴン桜』に刺激されて、学習法について長々と書いてきたが、ついにネタが尽きた。

要するに、上手な学習法とは、不必要なことは憶えないことに尽きる。何を何のために学習するのかということをはっきりと自覚することだ。努力すれば、多少のことなら、誰でも憶えることができる。でも、必要のないことを憶えても活用できなければ、努力は水の泡になるのだ。

知識はただでは手に入らない。何を代償にするかというと、それは、自分の時間なのだ。人間は皆、時間については大金持ちなのだ。時間ならいくらでも費やすことができるし、死ぬまでは、後から後から湧いて出てくるように利用することができる。ボーっと畳に寝っ転がって過ごすのは、本当はすごく贅沢なことなのかもしれない。

いろいろ考えていると学習法なんか考えているのがあほらしくなってくるので、さっさとまとめて見よう。


  1. 憶えるより、思い出そう。本を読むときに憶えようと思うのではなく、さっと読んで、何が書いてあったか思い出すようにするのだ。正確な語句を想起するのではなく、大まかな意味を思い出すようにする。
  2. よーく考えよう。本がなくても、本に書いてあったことを考えることができるくらい考えるのだ。
  3. 図解を活用しよう。マインドマップでもKJ法でも何でも良い。考えを図にする方法を知っていると、考えをまとめるのに非常に有効だ。
  4. 実際にやってみよう。習得したことは実際のことであれ、練習問題であれ、どんどん使ってみよう。使わないような知識はいらない知識だと思っていい。
  5. 文章にしよう。憶えたと思っていても文章にすると意外ともれがあるものだ。学んだと思ったらどんどん文章にしよう。
  6. FAQや問題集を自分で作ろう。無駄ではない。どうせすぐに忘れてしまうから。
  7. 繰り返しを恐れないようにしよう。松井だって、中田だって練習の基本は繰り返しだ。繰り返しこそ学習の極意なのだ。繰り返しを恐れなければ学習は怖くない。
  8. 疲れないようにしよう。疲れないためには、細切れに時間を使うほうが有効なときもある。また、寝てしまったほうが記憶が定着することもある。
  9. 使えるものは何でも使おう。語呂合わせであれ、メモリーツリーであれ、使えるものは何でも使おう。自由こそ学習の本質なのだ。


要するに、当たり前のことだが、当たり前のことなのに忘れてしまって無駄な努力をしていることも多い。自然体で楽しく勉強しよう。
by tnomura9 | 2005-10-12 21:48 | 考えるということ | Comments(0)
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