人気ブログランキング | 話題のタグを見る

やせ薬

セロトニンとノルアドレナリンの再取り込み抑制剤は体重減少効果があるそうだ。

最初抗うつ剤として開発されたが、そちらのほうの効果は無く体重が減少したので、効能を体重減少に切り替えて開発したらしい。脳内の細胞外セロトニンとノルアドレナリンを上昇させることによって満腹感を亢進させ、また内臓脂肪を減少させる効果がある。副作用としては血圧上昇が見られるので、高血圧を合併している肥満の人は注意が必要だ。

欧米では既に販売されているようだが、日本では認められていない。

そのほかにも、いろいろなメカニズムで食欲を抑えたり、基礎代謝を亢進させる薬が目白押しで開発中らしい。効果があって、副作用の無い夢の痩せ薬が、普通に販売される日も間近なのではないだろうか。

しかし、皆が皆ナイスバディになってしまったら、面白くない気もする。
by tnomura9 | 2005-07-18 07:12 | 脳の話 | Comments(0)
<< 自己組織化 おふた >>