FreeMind をインストールしてから、暇があればマインドマップを描いている。ほとんどキーワードの入力だけで作成できるので手間が省けるからだ。
気の向くままいろいろなプログラム言語に手を出していたら、新しい言語を習得した後は、前に覚えたはずの言語で端末に hello, world と表示させる方法すら忘れているのに愕然とした。 どうしてそんなことになってしまうのだろうと不思議に思って、C言語で hello, world と表示させるための要件をマインドマップにしてみたのが次の図だ。 結構覚えておかないといけない要件が多い。はじめに、ライブラリのヘッダーをインクルードする必要があることを知っておかないといけない。また、プログラムは main 関数から始まること、関数の定義の仕方の書式があること、ライブラリの関数については、引数と戻り値のルールを知っておかないと使えないこと、引数になるデータ型にはvoid 型、int 型、double 型、char 型があること、print 関数の引数は文字列型であること。文字列リテラルは "" で囲む場合と、'' で囲む場合があり、動作が異なること、等々。 見かけは単純にみえるさまざまなことは、実はこのように複雑な要因が絡み合った相互作用の結果だ。マインドマップはそれらの要素の階層構造を記述しているだけだが、それだけでも、それらの要因の数の多さと、その関連性の複雑さを視覚化して見せてくれる。 これまでいろいろなツールを見つけて喜んでは、しばらくするとお蔵入りにしてしまっていたが、FreeMind は手元に置いて手になじませる道具かもしれない。
by tnomura9
| 2011-02-09 07:54
| 考えるということ
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