観察力とは何かと言われても、一言では答えられないだろう。
論理学や、速読法や、記憶法はどれも言語化できる情報に適用する方法だ。しかし、観察力はむしろ言語化できない情報に対して効果が現れる。ハウツー本で観察力を鍛える方法を述べたものを今だ知らない。言語化できないので文章化できにくいからだろう。 職場の男女が話しているのを見ただけでこれは付き合っているなと見抜いたりするのはよくあるが、なんとなく風景や情報を眺めているうちにはっと気がつくことが重要な意味を持っていたなどということも割に経験することだ。しかし、どうすれば鋭い観察力を作ることができるかという方法論がわからない。 ただひとつ言えることは、とにかくよく観察すること、多くを観察することが大切だということだ。それから、観察の結果の判断が正しかったかどうかをフィードバックすることも大切だ。 多くを見ること、注意深く見ること、フィードバックを意識すること。それが、観察力を育てるための条件だろう。
by tnomura9
| 2010-07-26 20:23
| 考えるということ
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