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All in one

先日、炬燵にはいって『πとeの話―数の不思議』を読んでいた時のことだ。

腹が減ったのでカップヌードルを作ったのだがその時に iPod のキッチンタイマーのアプリを使った。本を読んでいるうちにπの近似値を分数で表現したもの (22/7) があったので、iPod の電卓アプリを使って計算した。また、ちょっと気になったので、スケジュールを iPod のカレンダーで 確認した。また、このときは使わなかったが、iPod を辞書にも使うことができる。

これくらいのことは、一般の電子辞書でもできるだろうが、iPod は胸のポケットに入れても邪魔にならない大きさだし、たいていのアプリケーションは使い方をマニュアルで覚えなくても使うことができる。それは、タッチパネルのおかげで、魔法のように iPod がそれぞれの単機能のガジェットに変身してしまうからだ。

いろいろなことができる機械の使い方を覚えるのではなく、タイマーや電卓や手帳や辞書を四次元ポケットに入れて持ち歩いていてそれを必要に応じて取り出して使っているという感じだ。この感じはパソコンのモニターにいろいろなアプリケーションのウィンドウを表示させて使っているという感じとも違う。パソコンは操作をすべてキーボードで行わなければならないが、iPod ではボタンを直接押す感じで使うことができる。

一枚の黒い板がいろいろなものに変化するという現代の魔法を感じることのできる iPod のユーザインターフェースはこれからの携帯情報機器のスタンダードになっていくのだろう。科学は進化すると魔法に似てくるのかもしれない。
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by tnomura9 | 2010-03-03 12:46 | 話のネタ | Comments(0)
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