ソフトウェアキーボードをどうしても作ってみたくなったので、GTK+2.0 に挑戦してみた。
まず、Synaptic から glade 関係のファイルを手当たり次第にインストールした。glade 3 を試してみたが、オブジェクトをCのコードに変換できなかった。吐き出されたXMLのデータを、libglade で動的にパースしてオブジェクトを作成する方式で、どんな言語でも共通のXMLファイルでオブジェクトを使うことができる。これは、これなりに先進的な設計なのだが、配布するときに制約が大きいのではないかと思った。NetWalker では、glade 3 でデータファイルをXMLファイルに変換する所でエラーが出てしまう。 glade 2 はちゃんとC言語のファイルを作った上、automake 関係のファイルも自動で作ってくれる。 しかし、残念ながら管理人は、automake 関係の知識がない。 ところが、glade をインストールしたら、[アクセサリー]-[プログラミング] メニューの中に、Develop という、開発関係の文書のビューアが登録されていた。英文の文書ばかりだが、その中の、「GTK+ 2.0 Tutorial 」という文書が分かりやすかったので、それに従って、GTK+ 2.0 の基本的なサンプルプログラムを作っていくことにした。 Gtk+2.0 はツールキットなので、ウィジェットとイベントの操作を行う関数の取り扱いに慣れれば、それほど、難しいものではないようだ。ライブラリの関数を操作するだけなので、C言語で扱おうと、Perlで扱おうと、Ruby で扱おうと基本的には似たようなプログラムになる。C言語でプログラムしていても、C言語というより、もっと高機能の言語でプログラミングをしているような感じだ。 前置きが長くなりすぎたので、実例は次の記事で紹介するが、プログラム言語一般に言えるように、実際に動くプログラムを作ってみると、意外に簡単に理解できる。ソフトウェアキーボードの所まで到達するかどうかは分からないが、簡単なプログラムのランチャーのようなものはすぐにでもできそうな気がしてきた。
by tnomura9
| 2009-12-16 17:51
| NetWalker
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