「ほっ」と。キャンペーン

コーヒーを入れるロボット

ネタがちょっと古いが、コーヒーを入れてくれるロボット「雛」がかわいい。

40cm足らずの女の子のロボットが、一所懸命コーヒー豆を挽いたり、フィルターの豆の粉を真剣に見ながら蒸らしたりしている所作がかわいくて、つい、何度も見てしまう。ネットでの意見も「かわいい(cute)」というのがほとんどだが、別に服を着ているわけでもないし、人間にそっくりな顔をしているわけでもないのに、ひどくかわいく見えるのはその仕草のせいだ。

手足や首の動かし方が他のロボットと違うのだ。手の動きを見ていると、手が目的の位置まで動くのに、他のロボットのような等速動作ではない。最初はゆっくりと途中で速度を増し、目的の位置につくときは再び移動の速度が落ちている。位置のコントロールに速度や加速度の要素が加わっている。

また、動きが実際の人間の動きに近く、例えば重いものを持ち上げるときに、お尻を後ろに突き出し、ヨイショという感じで勢いをつけて持ち上げている。作者が観察した実際の人間の動きをプログラムにしたのか、速度や加速度を制御する基本プログラムによって動かしているのかは、分からないが、結果的に他のロボットには感じられない動きのかわいさが生まれている。

いずれにしても、これだけの動きを市販されている近藤科学のロボットキットにさせることのできる作者の力量はたいしたものだ。

産業用のロボットに比べて、サービスロボットは売れていないらしい。雛の動きを見ていると、その突破口が割とこんなところにあるかもしれないと思ってしまう。
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by tnomura9 | 2009-10-25 11:02 | 話のネタ | Comments(0)
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