プログラム言語を学習する上でもっとも重要なのは、学びたいというモチベーションが続くかどうかだ。
プログラム言語の学習は外国語の学習と一緒だ。とてつもなく奥が深い。十分に活用できるようになるためには何年もの持続的な学習が必要になってくる。そのときにそれを引っ張ってくれるのが、プログラミングの学習を続けたいという意欲だ。この意欲は最初にそのプログラム言語に出会ったときの驚きや感動が牽引力になる。 管理人がRubyを学習するきっかけになったのは、クラスを定義するときの簡潔明瞭さとイテレータの心地よさだった。この感覚が忘れられず、スクリプト言語は Perl で十分と思っていたにも関わらすハマって行ってしまった。 Haskell の場合には、記述の驚くほどの簡潔さと、頭の中のイメージがそのままプログラムになっていく快感だ。これが感覚的に分かると、つい暇な時は Haskell のことを考えてしまっている。 この感覚を知るには、とにかく Hugs のプロンプトに向かって Haskell のプログラムを打ち込んで動かしてみる必要がある。別に難しいプログラムでなくても、このブログで紹介した oneliner のようなものでいい。 それを何回も打ち込んで実行させているうちに、Haskell でプログラムを書くときの癖のようなものが分かってくる。そうして、階乗のプログラムを書くときに、他の言語で書くと何かかったるいなと感じ始めたら、もう立派な Haskeller の入門者だ。 Haskell は習得する苦労に必ず報いてくれるプログラム言語だ。理解する前に走らせてみること、これが Haskell を学習する時の失敗しないやり方だ。
by tnomura9
| 2009-09-10 08:09
| Haskell
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